「車検代はクレジットカードで払えますか」は、整備工場・車検専門店に最も多く寄せられる質問のひとつです。このページでは、車検のカード払いの実情(整備費用と法定費用の違い)と、整備工場側がカード払いに対応するための方法・費用を整理します。カーネットの電子決済サービスなら、決済端末のレンタル・初期設定・月額0円(適用には条件あり)で導入できます。※自動車業の方限定

車検のカード払いは「整備費用」と「法定費用」で分けて考える

車検費用は大きく2つに分かれます。

区分 内容 カード払いの一般的な扱い
整備費用
(車検基本料など)
点検料・検査料・代行手数料・部品代・工賃 店舗がクレジットカード決済に対応していればカード払い可。分割払い・リボ払い・ボーナス払いに対応する場合もある
法定費用 自賠責保険料・自動車重量税・検査手数料(印紙代) 店舗が立て替えて預かる性質のためカード払いの対象外としている店舗が多い。全額カード可の店舗もあり、運用は店舗ごとに異なる

お客様から見ると「車検代がカードで払えるか」は一括りの疑問ですが、店舗側は上記の線引きを見積書と店内表示で先に明示しておくことがトラブル防止になります。「整備費用はカード可・法定費用は現金」と書いておくだけで、会計時のやり取りがスムーズになります。

なぜ車検のカード払い対応が集客に効くのか

車検 一般整備 鈑金塗装 車両販売でのキャッシュレス決済の効果

車検は2年に1度(初回は3年)の高額出費です。軽自動車でも数万円、部品交換が重なれば十数万円になります。多くのユーザーは、入庫先を決める前に「車検 カード払い」「車検費用 カード払い」といったキーワードで検索し、ディーラーや車検チェーンの対応状況を調べています。この検索は月間数百件規模で発生しており、支払い方法が入庫先選びの判断材料になっていることが分かります。

つまり、カード払いに対応していない工場は、価格や技術で比較される前の段階で候補から外れている可能性があります。逆にいえば、対応してそれを明示するだけで、比較検討の土俵に上がれます。

分割払い・リボ払い・ボーナス払いへの対応

カーネットの電子決済サービスでは、クレジットカードの分割払い・リボ払い・ボーナス払いにも対応しています。「今月は出費が重なるので車検を来月に」と言われた場合でも、分割払いを提案できれば予定どおり入庫していただけます。安全に関わる整備を先送りさせないという意味でも、支払い方法の選択肢は重要です。

カードの分割払いのほか、ローンも含めた車検代の分け方は、コラム「車検の分割払い・ローン」で整理しています。

整備工場が車検のカード払いに対応する方法

クレジットカード決済に対応するには、決済サービスの導入が必要です。決済会社と個別に契約すると、端末代金などの初期費用や月額費用が発生し、契約手続もサービスごとに必要になります。

カーネットの電子決済・バーコード決済サービスは、決済端末のレンタル・初期設定・月額0円(適用には条件あり)で、決済端末1台で約70ブランドのキャッシュレス決済に対応できます。発生するのは売上に対する決済手数料のみで、カード決済2.99%〜(Visa・Mastercard。その他カード3.24%〜)、電子マネー・QRコード決済3.24%〜、Alipay+・WeChat Payは3.0%〜です。

車検代金 Visa・Mastercard(2.99%) その他カード・電子マネー・QRコード決済(3.24%)
50,000円 1,495円 1,620円
100,000円 2,990円 3,240円
150,000円 4,485円 4,860円

※各ブランドの料率の下限(〜の前の数字)で計算した目安です。

手数料は振込のときに売上から差し引かれます。カード決済の売上は、1日〜15日分が当月末、16日〜月末分が翌月15日に振り込まれます。

決済手数料をお客様に転嫁することはできません

クレジットカードの加盟店規約では、一般にカード払いのお客様への手数料上乗せ(サーチャージ)は禁止されています。「カード払いは手数料分を加算」「カード払いは値引き対象外」といった運用は規約違反となるおそれがあるため、手数料は原価として価格に織り込む設計にしてください。

カード払い以外にも対応しておきたい決済

2025年キャッシュレス決済額の内訳 クレジットカード82.7% コード決済10.2%

2025年のキャッシュレス決済額162.7兆円のうち、クレジットカードが82.7%(134.6兆円)を占めます(経済産業省、2026年3月31日公表)。車検のような高額会計はカードが主力ですが、タイヤ交換・オイル交換・部品販売などの少額会計ではコード決済(QRコード決済・バーコード決済)が10.2%(16.6兆円)まで伸びています。車検入庫のついでに用品を買っていただく場面を考えると、両方に対応しておくのが現実的です。

店内表示・見積書での案内文例

カード払いに対応しても、お客様に伝わっていなければ来店理由になりません。以下のような表記を、受付カウンター・見積書・自社サイトに入れておきます。

掲示場所 記載例
受付カウンター 「車検・整備費用はクレジットカード/交通系電子マネー/QRコード決済がご利用いただけます(分割払い・リボ払い・ボーナス払いも可)」
車検見積書 「整備費用:カード払い可/法定費用(自賠責・重量税・印紙代):現金でのお預かり」
自社サイト・車検ページ 「車検代はクレジットカードでお支払いいただけます。分割払いもご相談ください。」
Googleビジネスプロフィール 支払い方法に「クレジットカード」「モバイル決済」を登録する

とくに自社サイトの車検ページに「カード払い可」と書いてあるかどうかは重要です。「車検 カード払い」「車検費用 カード払い」で検索したユーザーは、その一文を探して比較しています。

車検以外の高額会計にも効きます

対応カード Mastercard Visa JCB American Express Diners Club Discover 交通系電子マネー Kitaca Suica PASMO TOICA manaca ICOCA SUGOCA nimoca はやかけん その他電子マネー Google Pay Apple Pay nanaco WAON QUICPay iD 楽天Edy
対応するクレジットカード・電子マネー
QRコード決済 PayPay d払い メルペイ 楽天ペイ Alipay+ WeChat Pay Smart Code au PAY
対応するQRコード決済

対応ブランド:クレジットカード(Mastercard、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover)、交通系電子マネー(Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)、その他電子マネー(Google Pay、Apple Pay、nanaco、WAON、QUICPay、iD、楽天Edy)、QRコード決済(PayPay、d払い、メルペイ、楽天ペイ、Alipay+、WeChat Pay、Smart Code、au PAY など)。

業務 金額の目安 キャッシュレス対応の効果
車検 数万円〜十数万円 入庫先選びの判断材料になる。分割払いで先延ばしを防ぐ
鈑金・塗装(自費修理) 数万円〜数十万円 見積提示時に分割払いを案内でき、成約率が上がる
車両販売の頭金・諸費用 数万円〜数十万円 ポイント狙いのカード払い需要が根強い。即決を後押しする
タイヤ・バッテリー交換 数千円〜十数万円 予定外の出費でも現金残高を気にせず交換してもらえる
メンテナンスパック・中古車保証 数万円 定期的な支払いを非接触で完結できる

車両代金そのものをカードで受けるときの利用枠や手数料の考え方は、コラム「車の購入をクレジットカードで払う」にまとめています。

いずれも「手持ち現金がない」という理由だけで先送り・失注が起きうる業務です。支払い方法の選択肢を増やすことは、値引きをせずに成約率を上げる数少ない手段のひとつです。

車検費用の内訳と支払いのタイミング

お客様に説明する場面が多いので、内訳と支払いタイミングを整理しておきます。

項目 内容 支払いのタイミング
車検基本料 24か月点検料・検査料・車検代行手数料 作業完了時(引き渡し時)にまとめて精算する店舗が多い
整備費用 ブレーキパッド・タイヤ・バッテリー・オイル等の部品代と工賃 同上。追加整備が出た場合はその都度承諾を得て加算
自賠責保険料 自動車損害賠償責任保険の保険料 店舗が立て替えるため、入庫時に預かる運用もある
自動車重量税 車両重量・経過年数で決まる国税 同上
検査手数料(印紙代) 検査・登録にかかる手数料 同上

キャッシュレス対応を検討するときは、「引き渡し時にまとめて精算する部分」をカード決済の対象にするのが実務的です。入庫時に預かる法定費用まで含めるかは、立て替えの資金負担と手数料を踏まえて判断してください。

なお、車検基本料と整備費用は店舗が自由に価格設定できる部分です。決済手数料はこの部分の原価として織り込むという考え方をすれば、カード払い専用の価格を作る必要はなくなります。

車検のカード払い対応を始めませんか。

決済端末のレンタル・初期設定・月額0円(条件あり)。分割払い・リボ払い・ボーナス払いにも対応。

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受付時間:平日 9:00〜12:00/13:00〜18:00

よくある質問

Q. 車検費用はクレジットカードで払えますか?

A. 整備費用・部品代・工賃などについては、クレジットカード決済に対応している店舗であれば支払えます。分割払い・リボ払い・ボーナス払いに対応している店舗もあります。ただし対応可否は店舗ごとに異なるため、入庫前の確認が確実です。

Q. 車検の法定費用もカード払いできますか?

A. 自賠責保険料・自動車重量税・検査手数料(印紙代)といったいわゆる法定費用は、店舗が立て替えて預かる性質のお金です。法定費用はカード払いの対象外としている店舗が多い一方、全額をカードで受け付ける店舗もあります。取り扱いは店舗の運用によって異なるため、事前にご確認ください。

Q. 工場側として、車検のカード払いに対応するメリットは?

A. 車検費用は数万円〜十数万円と高額です。カード払いに対応すると、手持ち現金を理由にした先延ばしや失注を防げます。分割払いに対応していれば、必要な整備を先送りされにくくなり、結果として客単価と安全性の両方が上がります。

Q. カード払いのお客様から手数料をもらってもいいですか?

A. クレジットカードの加盟店規約では、一般にカード払いのお客様に手数料を上乗せして請求すること(サーチャージ)は禁止されています。「カード払いは手数料分を上乗せ」「カード払いは値引き対象外」といった運用は規約違反となるおそれがあります。手数料は価格に織り込んで設計してください。

Q. 車検のカード払いに対応するにはどうすればよいですか?

A. クレジットカード決済に対応した決済サービスの導入が必要です。カーネットの電子決済サービスなら決済端末のレンタル・初期設定・月額0円(適用には条件あり)、1回のお申し込みでクレジットカード・電子マネー・QRコード決済の約70ブランドに対応できます。お申込みから利用開始までは最短10営業日、目安は約2週間です。

Q. 車検代をカードで受けた場合、入金はいつになりますか?

A. カード決済は、1日〜15日の売上が当月末、16日〜月末の売上が翌月15日の振込です。カード決済は、ドコモSMTBネット銀行を振込先にすると決済日の翌日に振り込まれる翌日入金サービスも使えます(適用には条件あり)。

Q. 自動車税や重量税はカードで払えますか?

A. 自動車税(種別割)は自治体の納付サイトでクレジットカードやスマホ決済に対応している場合があります。決済手数料が別途かかることがあるため、各自治体の案内をご確認ください。車検時の重量税・印紙代の扱いは上記のとおり店舗の運用によります。