自動車整備工場・鈑金塗装工場・自動車販売店がキャッシュレス決済(電子決済)を導入するときの費用・決済手数料・審査・導入の流れをまとめたページです。日本カーネットの電子決済・バーコード決済サービスなら、決済端末のレンタル・初期設定・月額0円(適用には条件あり)、決済端末1台で約70ブランドのキャッシュレス決済に対応できます。※自動車業の方限定

キャッシュレス決済の導入を検討すべき理由

日本のキャッシュレス決済比率の推移 2020年29.7%から2025年46.3%へ
キャッシュレス決済比率の推移(出典:経済産業省、2026年3月31日公表)

経済産業省によると、日本のキャッシュレス決済比率(国際比較指標)は2020年29.7%から2025年46.3%へ上昇しました。新たな国内指標では2025年に58.0%、決済額162.7兆円となっており、国は2030年までに65%、将来的には80%を目標としています。

店頭の支払いのおよそ半分がキャッシュレスという環境で、現金しか受け付けていない整備工場は、それだけで比較検討から外れる可能性があります。とくに車検・鈑金塗装は事前にWebで情報を集めてから入庫先を決める人が多く、支払い方法は「選ばれる条件」の一つになっています。

比率の推移と、整備・車販の会計にどう効いてくるかは、コラム「キャッシュレス決済比率の推移と自動車整備・車販への影響」で詳しく扱っています。

導入にかかる費用と決済手数料

一般的な導入費用

電子決済サービスを自力で導入する場合、まず取扱を希望する各決済サービス会社と1社ずつ個別に契約する必要があります。そのうえで、決済端末の代金などの初期導入費用と、サービスごとの月額取扱費用が発生するのが一般的です。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済をそれぞれ別に契約すると、費用も手間も掛け算で増えていきます。

カーネットの電子決済サービスの場合

決済端末のレンタル費用

0円。端末はレンタルなので、故障したときは無償で交換します。

初期設定費用

0円。納品時の設定に費用はかかりません。

月額利用料

0円。売上が無い月に出ていく固定費はありません。

決済手数料

カード決済2.99%〜(Visa・Mastercard。その他カード3.24%〜)、電子マネー・QRコード決済3.24%〜、Alipay+・WeChat Payは3.0%〜。

※決済端末のレンタル・初期設定・月額0円の適用には条件があります。通信環境はお店側でご用意ください。レシートプリンターは別売(19,500円・税別)です。

※新規にお申込みいただく中小事業者には、カード決済手数料2.38%〜の特別料率があります。条件とブランドごとの審査があります。詳しくは決済手数料のページをご覧ください。

たとえば車検代10万円をVisa・Mastercardのクレジットカードでお預かりした場合、手数料率2.99%なら2,990円が決済手数料です。「手数料の2,990円」と「カード払いができずに他店へ流れた場合の10万円」を比べれば、判断はしやすいはずです。

導入の流れ(4ステップ)

STEP1 お申込み

WEBフォームからお申込みいただきます。対応したい決済や現在の会計方法は、事前にお電話(03-5256-7877)でもご相談いただけます。

STEP2 審査

必要書類をご提出いただき、加盟店審査を行います。書類の確認は対面・お電話でお手伝いします。

STEP3 納品・設定

審査のあと、決済端末をお届けして設定します。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済をこの1台で受け付けます。

STEP4 利用開始

お会計で使い始めます。お申込みから最短10営業日、目安は約2週間です。

※期間は審査や納品の状況で変わります。納品日をお約束するものではないため、開始したい時期が決まっている場合は早めにご相談ください。

入金サイクルと導入後のサポート

入金(振込)サイクル

決済の種類 売上の期間 振込日
カード決済 1日〜15日 当月末
カード決済 16日〜月末 翌月15日
電子マネー決済 1日〜末日 翌月末

振込予定日が金融機関の休業日にあたる場合、月末の振込は前営業日、15日の振込は翌営業日になります。たとえば10日に車検代をカードで受ければ当月末、20日に受ければ翌月15日の振込です。

早く現金化したい場合は翌日入金サービスがあります。カード決済と交通系電子マネー決済の売上を、ドコモSMTBネット銀行の口座に振り込む場合に限り、土日祝を含む365日、決済日の翌日に振り込まれます(適用には条件があります)。

振込手数料は、みずほ銀行・ドコモSMTBネット銀行への振込なら無料、その他の金融機関は180円(税別)です。

導入後のサポート

導入後の操作やトラブルは、24時間365日の電話窓口で受け付けています。電話で解決しない場合は、必要に応じて後日エンジニアが訪問します。拠点は全国に約140か所あります。決済端末はレンタルなので、故障したときは無償で交換し、駆けつけの出張修理も無料です。お申込みや使い方のご相談は、これまでどおり日本カーネットが承ります。

個別契約とまとめて契約の違い

決済会社ごとに個別契約 カーネットの電子決済サービス
契約手続 決済会社ごとに1社ずつ申込 1回の申込でまとめて対応
決済端末 決済の種類ごとに端末やアプリを用意することがある 1台で約70ブランドに対応
初期費用 端末代金などが都度発生 端末レンタル・初期設定0円(条件あり)
月額費用 サービスごとに発生する場合あり 0円(条件あり)
対応ブランド 契約した会社のぶんだけ 約70ブランドのキャッシュレス決済
問い合わせ窓口 決済会社ごとにバラバラ ご相談は日本カーネット、端末のトラブルは24時間365日の電話窓口

対応できるキャッシュレス決済の種類

対応カード Mastercard Visa JCB American Express Diners Club Discover 交通系電子マネー Kitaca Suica PASMO TOICA manaca ICOCA SUGOCA nimoca はやかけん その他電子マネー Google Pay Apple Pay nanaco WAON QUICPay iD 楽天Edy
対応するクレジットカード・電子マネー
QRコード決済 PayPay d払い メルペイ 楽天ペイ Alipay+ WeChat Pay Smart Code au PAY
対応するQRコード決済
クレジットカード Mastercard、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover(分割払い・リボ払い・ボーナス払いにも対応)
交通系電子マネー Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
その他電子マネー Google Pay、Apple Pay、nanaco、WAON、QUICPay、iD、楽天Edy
QRコード決済 PayPay、d払い、メルペイ、楽天ペイ、Alipay+、WeChat Pay、Smart Code、au PAY など

※PiTaPa、銀行キャッシュカードと一体のデビットカード、Visaギフトカードは使えません。
※「約70ブランド」は、Alipay+・Smart Code の傘下ブランドを含めた数え方です。

導入後に変わること

車検 一般整備 鈑金塗装 車両販売 部品販売 メンテパックでのキャッシュレス決済活用
  • 受注機会の取りこぼしが減る……「カード払いできますか」の問い合わせに「できます」と答えられます。
  • 客単価が上がる……手持ち現金に縛られないため、追加整備・用品の提案が通りやすくなります。
  • レジ業務が速くなる……釣銭の受け渡し・数え合わせ・銀行入金の手間が減ります。
  • 売上データが自動で残る……日々の売上把握や経理処理が軽くなります。自動車整備システム・車両販売システムと組み合わせると、見積から入金までの流れが一本につながります。

導入前に決めておきたい5つのこと

キャッシュレス決済は「入れて終わり」ではありません。フロント業務の運用を先に決めておくと、導入初日から混乱しません。整備工場・鈑金工場で最低限決めておきたいのは次の5点です。

1. どの費用をキャッシュレス対象にするか

車検の場合、整備費用(点検料・工賃・部品代・代行手数料)と法定費用(自賠責保険料・自動車重量税・印紙代)で扱いを分ける店舗が多くあります。「整備費用はカード可・法定費用は現金」など、線引きを先に決めて見積書と店内表示に書いておくと、会計時のやり取りが短くなります。

法人のお客様の整備代を請求書で受けている場合は、その請求書をカードで払ってもらう方法もあります。コラム「法人のお客様の整備代を請求書カード払いで受け取る方法」をご覧ください。

2. 分割払い・リボ払いをどこまで案内するか

分割払い・リボ払い・ボーナス払いに対応できますが、フロントから積極的に提案するのか、聞かれたら案内するのかを決めておきます。高額な鈑金塗装や車検の追加整備では、提案の一言で成約が変わります。

3. 誰がレジ操作をするか

フロント担当だけにするのか、整備士も引き渡し時に操作するのかを決めます。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を同じ決済端末1台で受け付けるため、決済の種類ごとに担当を分けなくても運用できます。

4. 店頭・Webでどう告知するか

対応していても知られなければ意味がありません。入口・受付カウンター・見積書・自社サイト・Googleビジネスプロフィールの5か所に「クレジットカード・電子マネー・QRコード決済が使えます」と明記します。「車検 カード払い」で検索して来店先を決めるお客様に届きます。

5. 入金サイクルと資金繰り

現金と違い入金にはタイムラグがあります。カード決済は1日〜15日の売上が当月末、16日〜月末の売上が翌月15日、電子マネー決済は翌月末の振込です。部品仕入の支払サイトとの兼ね合いを確認し、必要なら運転資金の余裕を見ておきます。急ぐ場合は翌日入金サービス(適用には条件あり)も検討します。

よくある失敗と回避方法

よくある失敗 回避方法
導入したのに告知していない 入口・受付・見積書・Web・Googleビジネスプロフィールの5か所に表示する
カード払いだけ値引き対象外にしてしまう 加盟店規約上の手数料転嫁にあたるおそれ。手数料は価格に織り込む
クレジットカードだけ導入して少額会計に対応できない QRコード決済も同じ決済端末で受け付ける(端末レンタル・月額0円、条件あり)
繁忙期直前に申し込んで審査が間に合わない 車検の繁忙期(3月・9月前後)を避け、目安の約2週間に余裕を足して申し込む
スタッフが操作を覚えられない 決済端末1台に操作をまとめ、手順を1枚にしてレジに貼る。困ったときは24時間365日の電話窓口へ

整備工場・鈑金工場・自動車販売店のキャッシュレス決済導入をご相談ください。

決済端末のレンタル・初期設定・月額0円(条件あり)/約70ブランドのキャッシュレス決済に1回の申込で対応。

電子決済サービスの資料請求・ご相談はこちら

お電話でのご相談 03-5256-7877
受付時間:平日 9:00〜12:00/13:00〜18:00

よくある質問

Q. キャッシュレス決済を導入するにはいくら費用がかかりますか?

A. 日本カーネットが取り次ぐ決済端末サービスは、決済端末のレンタル・初期設定・月額0円です(適用には条件あり)。発生するのは売上に対する決済手数料で、カード決済2.99%〜(Visa・Mastercard。その他カード3.24%〜)、電子マネー・QRコード決済3.24%〜、Alipay+・WeChat Payは3.0%〜です。

Q. キャッシュレス決済を導入する流れを教えてください。

A. ①WEBフォームでお申込み →②必要書類の提出・審査 →③決済端末の納品・設定 →④利用開始、の4ステップです。決済会社ごとに個別契約する必要はなく、契約手続は1回で済みます。

Q. 導入にはどれくらいの日数がかかりますか?

A. お申込みから利用開始まで最短10営業日、目安は約2週間です。審査や納品の状況で変わり、納品日をお約束するものではありません。車検の繁忙期など開始希望日が決まっている場合は早めにご相談ください。

Q. 審査に通らないことはありますか?

A. 加盟店審査は決済会社が行うため、事業内容・事業実態・取扱商材などによってはご希望に沿えない場合があります。開業間もない場合や個人事業主の場合は、確認書類が追加で必要になることがあります。

Q. 個人事業主の整備工場でも導入できますか?

A. 自動車業を営まれていれば、法人・個人事業主を問わずご相談いただけます。本サービスは自動車業の方限定です。

Q. キャッシュレス決済を導入しない理由として何が多いですか?

A. 「決済手数料がかかる」「導入費用が高そう」「契約手続が面倒」「入金が遅くなる」の4つが代表的です。導入費用と契約手続は、決済端末のレンタル・初期設定・月額0円(条件あり)と契約手続1回で軽くできます。入金のタイムラグは仕組み上残りますが、カード決済と交通系電子マネー決済は翌日入金サービス(適用には条件あり)を使う方法もあります。

Q. 導入すると本当に売上は変わりますか?

A. 支払い方法が増えると、手持ち現金に縛られなくなるため追加整備やオプション用品の提案が通りやすくなります。とくに車検・鈑金塗装のように単価の高い業務では、1件の失注のほうが手数料総額より大きくなることが少なくありません。

Q. 決済端末が故障したらどうなりますか?

A. 決済端末はレンタルなので、故障したときは無償で交換します。駆けつけの出張修理も無料です。操作やトラブルの相談は24時間365日の電話窓口で受け付け、必要に応じて後日エンジニアが訪問します。